1月末より研究実習生としてエクス・マルセイユ大学(フランス)から来ていたYohan Estivesさんが4か月半の滞在を終えて帰国しました。この間、私どもがかつて西部北太平洋に設置した9系の深層係留系の流速計データ(Yanagimoto et al., 2010) の変動成分を様々な角度から時系列解析で探り、さらには気候システム研究系の羽角教授、川崎博士らにより進められている高解像度海洋大循環モデルCOCOと比較解析するなど数多くの作業をこなし、最後にそれらの結果をもって修士号取得のためのオンライン審査会に臨みました。2月には白鳳丸航海に参加するなど数多くの交流ももち、審査会直後に開いたささやかな送別パーティーには部門以外からも何人かの院生が駆けつけ楽しく過ごしました。帰国の飛行機から撮ったキャンパス周辺の写真を送ってくれました。
