Sorry. Written only in Japanese.
VAIO (SONY PCG-Z505CR/K) の
PotatoをWoodyにアップグレードする
0. はじめに
VAIOノートの Debian の Potato を Woody (この時点でまだ testing)
にアップグレードした時のメモです。
Potato を入れた VAIOノートは結構機嫌良く動いていました。
しかし、実はまだ調整し残しがあることが判明してしまいました。
つまり、X の出力が、自分の液晶画面には映っているけれども、
外部出力には出ていなかったということです。
mgp を使った発表をしようと考えていたので、これはかなり致命的です。
最初は Potato の範囲で何とかしようとしましたが、うまくいきません。
この時点で Woody はまだ testing だったので
本当は stable になるのを待ちたかったのですが、
発表の期限もあり、思い切って woody にしてしまったというわけです。
(本当は X だけ入れ替えるということもできたのでしょうが、
それはそれで面倒そうだったので。)
1. 手順
基本的には、
/etc/apt/sources.list
の potato を woody に変えた後
apt-get update
apt-get install apt apt-utils dpkg debconf perl
apt-get dist-upgrade
としました。2つ目の操作は
http://homepage2.nifty.com/piso/debian/potato2woody.html
を見て行ないましたが、その後必要なくなっているかも知れません。
2. 日本語の設定
このままだと日本語回りでうまくいかないところが出ましたが、
/etc/locale.gen
に
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
を書き込んで
locale-gen
を実行、自分の LANG 環境を ja_JP.eucJP に変えると、
大体復活しました。
3. 気がついたこと・未解決のこと
- less や xdvi とすると日本語非対応のが動いてしまう。
jless や xdvi-ja とする必要がある。
(2003年 4月17日補足)
xdvi-ja の方は update-alternatives --config xdvi.bin で解決。
- netscape に日本語を入力しようとするとよく落ちる。
(2003年 4月17日補足)
しかたがないので netscape はむりやり4.75のままにして使っている。
- emacs の動きがどうもよくわからない。
Dired の画面で f(ファイル選択)が効かない。
そもそも12月28日の変更時点では -nw をしないと
Segmentation fault を起こすようになってしまった。
(2002年 1月 4日補足)
年が明けて1月4日にはSegmentation fault は起こさないように戻っていました。
(2003年 4月17日補足)
Dired の問題は setenv LC_TIME C にして回避している。
2001年12月28日
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