Sorry. Written only in Japanese.
ATI RADEON 9200 のチップで X を 1280x800で使う
0. はじめに
RADEON 9200 のチップをつんだVAIOマシーンVGN-s_1で
Xを立ち上げた時のメモです。
Debian のディストリビューションを woody にして、 xserver-xrfee86 の設定で
vesa ドライバーを選択すると、
特に問題なく X が立ち上がります ...1024x768 ならば。
ところがこのVAIO、画面が 1280x800 という
横長のちょっと特殊なドットになっていて、
画面いっぱいを使うことができません。
1280x800 で使うために fglrx ドライバーを取ってきて入れました。
一般的にはこのドライバーを入れると性能がよくなるということで
入れるのでしょうが、
私はとにかく 1280x800 で立ち上がってさえくれればいいと
いうことでやったので、何か変なことしている可能性はあります。
なお、この作業をするのに
//www.teu.ac.jp/ohshe/~yagshi/radeon_linux.html や
//p-grp.nucleng.kyoto-u.ac.jp/~honda/radeon.html で
書いてあることをおおいに参考にさせてもらいました。
1. ドライバーの入手
http://www.ati.com/support/driver.html に行って
fglrx のドライバーを取ってくる。
2. deb 化
# alien fglrx_4_1_0-8.12.10-1.i386.rpm
これで fglrx-4-1-0_8.12.10-2_i386.deb という deb パッケージになる。
3. deb パッケージのインストール
このままインストールしようとすると /usr/X11R6/lib/libGL.so.1.2 がすでに
xlibmesa3 パッケージで入れられていて重複すると怒られるので、
念のため libGL.so.1.2 を libGL.so.1.2_xlibmesa3.org とでも
コピーしておいから、強引に
# dpkg -i --force-overwrite fglrx-4-1-0_8.12.10-2_i386.deb
4. kernelの準備
DRM 関連の機能が先に組み込まれているとうまくいかない。
make menuconfig の
Device Drivers-> Character Devices-> Direct Rendering Manager
を切りました。
5. ドライバーを作る
# cd /lib/modules/fglrx/build_mod
# sh ./make.sh
をすると grep に -o オプションがないといって怒られる。
ちょっと危ないが、むりやり make.sh の中の grep -o の -o を削除して
# sh ./make.sh
6. ドライバーをインストールする
# cd /lib/modules/fglrx
# sh ./make_install.sh
kernel に DRM機能が入っていると、ここで怒られてうまくいかない。
7. XF86Config-4編集
普通に
で作る。ドライバーは fglrx を選択。
# dpkg-reconfigure xserver-xfree86
但し、メニューには解像度1280x800は出てこないので、
適当に入れておいて、後で直接 XF86Config-4 のファイルに書き込んだ。
# startx
2005年 4月14日
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