Sorry. Written only in Japanese.


NVIDIA GeForce MX420 のチップで X を使う

0. はじめに

NVIDIA GeForce MX420 のチップをつんだマシーンで Xを立ち上げた時のメモです。 Debian のディストリビューションを woody にすると、 NVIDIA を使うためのパッケージも存在します。 しかし、なんと、Xを使うためだけにカーネルのリコンパイルも しなければいけないということである。 あまりの仰々しさに、私がやっても大丈夫なのかと少しひきましたが、 実際にやってみるとあっさりXが立ち上がってくれました。

1. potato インストール

2. woody へアップグレード

3. パッケージのインストール

kernel-source-2.4.18
nvidia-kernel-src
nvidia-glx-src
のパッケージをインストールする。

4. kernel再構築

# cd /usr/src
# tar jxvf kernel-source-2.4.18.tar.bz2
# ln -s kernel-source-2.4.18 linux
# tar zxvf nvidia-kernel-src.tar.gz
# cd /usr/src/linux
# make menuconfig
# make-kpkg clean
# make-kpkg --revision=CUSTOM.1.0 --rootcmd=fakeroot kernel_image
# cd ../
# dpkg -i kernel-image-2.4.18_CUSTOM.1.0_i386.deb
ここでリブートする。 すでに同じバージョンのカーネルが走っていれば必要ないが、 今動いているカーネルとここで作ったカーネルのバージョンが違うと、 次の作業の途中で怒られてストップしてしまうので。
# cd /usr/src/linux
# make-kpkg modules_image
# cd ../
# dpkg -i nvidia-kernel-2.4.18_1.0.2880-1+CUSTOM.1.0_i386.deb

5. nvidia-glx-src よりdebを作成

# cd /usr/src/nvidia-glx-1.0.2880
# dpkg-buildpackage -us -uc
# cd ../
# dpkg -i nvidia-glx*.deb
パッケージの依存関係から、 xlibmesa-dev あたりが足りないと言われるかも知れないが、 その時は適宜加えておく。

6. XF86Config-4編集

XFfree86 が 4 になって xf86setup が使えなくなった〜と思っていたら、 大抵の場合、パッケージのコンフィギュレーションでことは済むようです。
# dpkg-reconfigure xserver-xfree86
いよいよ
# startx

7. 気がついたこと

2002年10月 2日

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