観測の概要
本観測の正式名称
無人小型気象観測機を用いた、九州での梅雨前線帯降水システムの特別観測

観測の目的
九州西方海域の梅雨前線とそれに伴う降水システムの詳細観測を、無人小型気象観測機 を用いて実施して、その熱力学的構造を調べ、観測データを数値モデルに同化させて、 非静力学モデルの改良・検証に役立てる。


観測の概要
九州は、暖候期に湿潤な南西モンスーンが卓越し、梅雨前線とそれに伴う大規模雲域が 発生・通過する。本観測では、枕崎空港または薩摩硫黄島空港を離着陸基地にして、無 人気象観測機を飛行させ、気流場や熱力学場を観測する。


黒島観測の概要
自動放球装置による高層気象観測を行う。具体的には、三島村黒島西側に、(財)地球科学 技術総合推進機構(AESTO)の自動放球装置の観測サイトを置き、気象条件に合わせ、一日 に2回から8回の観測を実施する。