地球流体力学 研究集会 2004 (rev: 2004-12-15 13:50)

東京大学海洋研究所共同利用研究集会

地球流体における渦の構造・動態と力学

2004年12月17日(金) 13:00-18:05
18日(土) 9:30-15:20
東京大学海洋研究所 講堂
〒164-8639 東京都中野区南台1-15-1 TEL 03-5351-6342
交通アクセスは http://www.ori.u-tokyo.ac.jp/map/を参照
コンビーナー: 和方 吉信,九州大学応用力学研究所
海洋研対応者: 新野 宏,海洋大気力学分野,niino@ori.u-tokyo.ac.jp

プログラム

12月17日(金)
13:00-13:10 和方 吉信*(九大・応力研): 趣旨説明
<乱流と回転境界層> 座長: 伊賀 啓太
13:10-13:35 宮下 勝浩*・河村 洋(東理大院・理工): エクマン乱流境界層の直接数値シミュレーション
13:35-14:00 石田 晋一*・岩山 隆寛(神戸大院・自然科学): 非線形効果によって補正されたエクマンパンピングに関する研究
14:00-14:25 岩山 隆寛*(神戸大院・自然科学)・渡邊 威(名工大院・工): 一般化された2次元乱流におけるエンストロフィー輸送の局所・非局所性
14:25-14:50 水野 信二郎*(広工大・工): 正弦波が風波下のLangmuir循環流に及ぼす効果に関する実験
14:50-15:00 休憩
<大気の渦(1)> 座長: 新野 宏
15:00-15:25 吉岡 真由美*・栗原 宜夫・大淵 済(地球シミュレータセンター 海洋研究開発機構): AGCMによる西太平洋での台風の初期渦形成過程のシミュレーション
15:25-15:50 倉田 耕輔*・高橋 正明(東大・気候システム): 赤道近傍で発生した台風Vamei(0126号)についての研究
15:50-16:15 和田 章義*(気象研・台風): 台風による海洋応答が台風の強度・構造に与える影響
16:15-16:25 休憩
<海洋の渦> 座長: 和方 吉信
16:25-16:50 伊藤 幸彦*(東大・海洋研): 黒潮暖水塊の北上機構に関する研究
16:50-17:15 岡田 直資*(環境研)・池田 元美 (北大院・地環研)・見延 庄士郎 (北大院・理): 成層のない回転流体における孤立した対流の数値実験
17:15-17:40 相木 秀則*(JAMSTEC/FRCGC)・Tivon Jacobson (東大院・理)・山形 俊男 (FRCGC/東大院・理): 低解像度海洋モデルにおける中規模渦輸送のパラメータ化
17:40-18:05 纐纈 慎也*・安田 一郎(東大院・理): 黒潮続流における前線波動と塩分極小形成
18:10- 懇親会(A棟1階会議室)
12月18日(土)
<波と不安定> 座長: 松田 佳久
9:30-9:55 柳瀬 亘・新野 宏*(東大・海洋研): ポーラーロウの形態と力学に対する傾圧場の効果
9:55-10:20 和方 吉信*(九大・応力研): 2次元熱対流の安定性について −Thompsonメカニズムに関連して−
10:20-10:45 日尾 泰子*・余田 成男(京大・理): 成層圏極渦の非軸対称構造
10:45-10:55 休憩
10:55-11:20 前島 康光*(九大・総理工)・伊賀 啓太(九大・応力研): 帯状収束雲上に発生するメソα,βスケールの擾乱に関する線形安定解析
11:20-11:45 三村 和男*・松島 和宏(東海大・教養): 惑星ベータ効果を持つ傾圧不安定波動実験
11:45-12:10 田中 博*・寺崎 康児(筑波大・計算科学研究センター): ロスビー波の飽和とブロッキング・北極振動の形成
<大気の渦(2)> 座長: 木村 龍治
13:10-13:35 川島 正行*(北大・低温研): シアライン上に発生するメソスケール渦状降雪雲に関するドップラーレーダーデータ解析と数値実験
13:35-14:00 下瀬 健一*・川野 哲也(九大院・理): 2004年6月27日に佐賀で発生した竜巻の数値シミュレーション
14:00-14:25 雪本 真治*・野口 尚史・フレデリック ムーラン・木村 龍治・新野 宏(東大・海洋研): 吸い込み渦の構造に果たす境界層の役割
14:25-14:50 中野 満寿男*・中島 健介(九大院・理): 鉛直シアー場での冷却による渦生成の再検討
14:50-15:15 山崎 康宏*(オックスフォード大学物理学科): 惑星流体中の渦とジェット〜にわとりが先か卵が先か
15:15-15:20 新野 宏*(東大・海洋研): 閉会の挨拶

[東京大学海洋研究所] [海洋大気力学分野]